操作方法(その他)

3−1 一時復号化

暗号化ファイルを一時的に復号化し、ファイルの内容を確認してから自動的に暗号化を行う機能です。
暗号化ファイルをダブルクリックしてください。一時的に復号化され、ファイルが開きます。ファイルを閉じると自動的に暗号化されます。

※『CIPHERON Initiative』ではファイル内容の閲覧のみで、内容を変更して保存することはできません。



3−2 右クリックメニュー

『CIPHERON Initiative』では右クリックメニューによって、以下のことができます。
(1)ファイルの暗号化
(2)暗号化ファイルの復号化
(3)暗号化ファイルの履歴表示
(4)暗号化ファイルの転送
(5)ファイルの抹消

(1)ファイルの暗号化
暗号化したいファイルを選択し、右クリックしてください。[『CIPHERON』で暗号化する]をクリックすると、暗号化の詳細設定画面が表示されます。[暗号化保存]クリックで暗号化が開始されます。

右クリックで暗号化


(2)暗号化ファイルの復号化
復号化したい暗号化ファイルを選択し、右クリックしてください。[『CIPHERON』で復号化する]をクリックし、ファイルの出力先を指定して[保存]をクリックすれば、復号化が開始されます。

右クリックで復号化


(3)暗号化ファイルの履歴表示
暗号化ファイルには、一時復号化によって暗号化ファイルにアクセスした時刻・ユーザ名が記録されます。履歴を表示したいファイルを選択し、右クリックしてください。[『CIPHERON』で履歴表示]をクリックすると、履歴が表示されます。

右クリックで履歴表示

履歴表示例

「新規登録」→ファイルが暗号化された時点で記録されます。
「閲覧」→ファイルが一時復号化され、内容を確認した時点で記録されます。
「更新」→ファイルが一時復号化され、内容が変更されて保存された時点で記録されます。
「復号」→ファイルが復号化された時点で記録されます。

フォルダの自動暗号化によって作成された暗号化ファイルには履歴がついていないため、履歴表示することはできません。

(4)暗号化ファイルの転送
暗号化ファイルを、復号化できる相手にファイルを転送します。転送したい暗号化ファイルを選択し、右クリックしてください。[『CIPHERON』で転送]をクリックすると、転送相手の選択画面が表示されます。 転送したい相手にチェックを入れ、[転送実施]をクリックすると、メールソフトが自動的に起動します。メールの本文を入力し、送信してください。

右クリックで転送


(5)ファイルの抹消
ファイルをランダムに暗号化してから削除します。抹消したいファイルを選択し、右クリックしてください。[『CIPHERON』で抹消]をクリックすると、確認ダイアログが表示されます。 [はい]を選択するとファイルの抹消が開始されます。

右クリックで抹消

※このコマンドによって削除されたファイルは、いかなる手段を用いても復元することはできません。


3−3 その他の機能について

「宛先リスト」「他人との暗号化ファイルのやりとり」「暗号化の詳細設定」などについては、製品版のオンラインヘルプをご覧ください。